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◆幻想水滸伝(パーシヴァル中心に全シリーズ)をメインとした趣味の二次創作・固定ヒロイン夢小説を扱ったブログです◆各版権元製作企業・関連会社とは一切関係ございませんが著作権は筆者さやなにあります◆
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さやな

Author:さやな
寒いと生きていけないと言いつつ
我が家は恐ろしく寒い
ということは実は寒さに強いのかもしれません

モノ書きするくせに筆不精な自分が歯がゆい今日この頃

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【 罪悪感 】

ヒュークリです。
ヴュッデフュッケに移動直後、ぎくしゃくしてる頃のふたり。



【 罪悪感 】

 どうしてこんなに言葉が出てこないのだろう?これじゃあまるで子供だ。赤子じゃあるまいし…ましてや俺はグラスランド側の代表的な立場にあるというのに…。こんなんじゃダメだ!そう思うほどに言葉が出てこなくて、そのぶん眼がモノを言ってしまう。この戸惑いはきっとあの人にも届いているのだろう。言葉はちっとも出てこないのに眼は必ず合う。そして彼女も何か言いたげな瞳で俺を見るんだ。
 俺ってほんとに子供だなって思う。自分の無知さが最近ものすごく怖い。宿したばっかのこの紋章のことと同じくらいに…俺は世界を知らない。
 パーシヴァルさんがよくボルスさんのことをからかっているっけ。温室育ちだとかなんとかって。よく意味わかってなかったけれど…俺もそれなんだろうなと思うんだ。
「何やってんだ」
 目の前にいきなり考えていた人の顔が飛び出してあわてて俺は起き上がった。
「パーシヴァルさん。あ、あのさ、相談、してもいい?」
「どうぞ」
「俺ってやっぱ世間知らずなのかなぁ…」
 その言葉にパーシヴァルさんが噴出した。普段人目で見せるのとは違う顔で豪快に笑い転げる。
 失礼極まりない。俺は真剣なのに。
「いや、うちも世間知らずは多いからなぁ。本人気づいてないのがほとんどだが」
「だからってなんで笑うんだよ」
「すまない。いや、そう思えるってことは大人になってきたってことじゃないかな」
「それ、遠まわしに俺のこと子供だって言ってるでしょ」
 自分は子供だなぁって思いつつもいざ子供扱いされると少し腹が立つ。騎士としての姿と気の置けない者達に見せる普段のパーシヴァルさんは全く違って、それがきっと弁えるということなのだろう。それが、大人ってやつなんだと思うのだ。
「16って言や十分大人だよ」
「そういわれると余計へこむ…」
「君は大人な部分は十分大人だって言ってるのさ。誰だって子供っぽい部分はあるさ。完璧を求めたって仕方ないだろう」
 そう言うパーシヴァルさんはホント大人だと思う。
「でも…」
「クリス様をみろ」
 どうしてここで突然クリスさんの名前が出てくるんだ?
「え…」
「お互い様だな。ま、健闘を祈るよ」
 意味深な言葉と含み笑いを残して、可笑しそうに口元に手を当てながら去っていった。
とりあえずまたごろんと寝転がり言われた意味を考えることにしよう。





*******

読んでくださってありがとうございました!

序盤あんなに葛藤していた二人なので本編中でも後半もっと絡みが見たかった。。。
漫画版の最後のふたりのほのぼのさが好きです。
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