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◆幻想水滸伝(パーシヴァル中心に全シリーズ)をメインとした趣味の二次創作・固定ヒロイン夢小説を扱ったブログです◆各版権元製作企業・関連会社とは一切関係ございませんが著作権は筆者さやなにあります◆
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さやな

Author:さやな
寒いと生きていけないと言いつつ
我が家は恐ろしく寒い
ということは実は寒さに強いのかもしれません

モノ書きするくせに筆不精な自分が歯がゆい今日この頃

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RING

初UP作品。
これからどーぞよろしくお願いします。


★幻水�・パーシヴァル×クリス

設定:ゲーム前。恋人未満な兄弟みたいな関係の2人。

パーシィはもちろんクリスのことが好きだけれどまだクリスのほうは恋愛とかよくわかっ てない。

短いです。激短。
新年テーマに書いたのに大晦日テーマみたくなってしまいました。。。



【 RING 】


 重たい淀んだ雲に一層雪でも降ってしまえと思う。
毎年の事だが圧し掛かる仕事量にうんざりと空を仰げばこれだ。
そして余計に気分も重くなる。
それでも今年は早く仕事が片付いたほうだろうか。
新しい年を迎えるという実感はまるでない。
明日が何の日であるか?
それは山のような書類たちの提出期限の一つ。
もはやその程度の認識だった。
遅い夕食を摂るべく行きつけの店へと足早に向かう。
街の静けさに自然、歩く早さが増す。
普段ならこの時間でも賑わう街は今は静ずかに祝うべきその時を待ちわびている。
この静けさが妙に心に凍みてくる。
後数時間もすれば通年で一番の賑わいを取り戻すのだろう。
俺は…その頃にはもう寝ているな。
 
 店の目の前に来て降ろされた看板に苦笑いを浮かべた。
よくよく考えると大晦日のこの時間に営業しているわけが無く…。
さてどうしたものか。
摂り合えずコートのポケットから煙草を取り出してみる。
煙草をくわえて火を着けてそれから考える。
まぁ、部屋に戻って素直に自炊をすれば良いだけの話だが。
ふと、ぐるりと街を見渡してみる。
華やかな飾りを着せられた建物たちに紛れて聞き覚えのある足音が近づいてきた。
 そいつは俺の隣で立ち止まると同じように苦笑いを浮かべた。
「…すっかり忘れていたよ」
 毎年毎年、良く同じことを出来るもんだなぁ、と自分のことは棚に上げて感心する。
笑いを漏らすと彼女は心外そうにこちらを睨んで見せる。
それがまた可愛らしい。
「今年も、か。パーシヴァル」
 飽きれたように彼女は言った。
「あぁ、すっかり忘れていたよ」
 まぁ、悪くない。
こうしてまた今年も彼女と年を越せるのだから。
「クリス」
 愛しい彼女の名前を呼べば、妹分は無邪気そうに手を差し出してくる。
「帰るか~。いや、嬉しいなぁ。今日は久々にお前の料理が食べれるな」
 約束もしていないのに毎年こうなる。
仲良く手を繋いで部屋に帰り有り合わせの材料で適当に夕食を作り、
その間彼女は終始ご機嫌である。
そして別に興味も無いくせにやたらと嬉しそうな彼女と杯と共に交わす言葉。


「HAPPY NEW YEAR!!」


 年に一度だけ街の賑わいよりも逸る心。
けれど急ぐことは無い。
今はこれだけで十分だ。
年に一度思いがけず彼女とこうして過ごす暖かな時間。
今日は特別な日。
なんて幸福な年明けだろうか。






*******

読んでくださってありがとうございました!

2人の設定はいろいろですが
うちのパーシィは大抵こんなカンジです。
パーシィ大好きだ~!!!



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