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さやな

Author:さやな
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幻想水滸伝3パーシヴァル夢 【  抱 き 枕 (7)  】

※性的描写がありますので未成年の方の閲覧は禁止です。そういった表現に嫌悪感を抱かれる方もご注意ください。




パーシヴァル視点の導入部的お話。前回のヒロイン視点と対になっています。



 ――甘える彼女の顔を見てしまったから。
    忘れることなく長年重ね続けた想いは溢れ出したが最後、抑え切れなくなる、自信があった。    だから必要以上近寄らないと決めていたのに。



【  抱 き 枕 (1)  】【  抱 き 枕 (2)  】【  抱 き 枕 (3)  】【  抱 き 枕 (4)  】【  抱 き 枕 (5)  】 【  抱 き 枕 (6)  】

























 【  抱 き 枕 (7)  】 

















 俺の気持ちを君は考えたことがあるだろうか――。
 こうして君をこの腕の中に閉じ込めている時でさえも、俺と君の距離は縮まることがなく、少しでも 近づきたいと思うこの欲望が君の瞳に涙を浮かばせる。泣かせたいわけじゃない……。
 しかしそれでも君の愛がこちらに向く日が来ないのなら、せめて、憎まれてても構わない。君の心を少しでも俺で占拠できるなら。



「ど…うして…」
 先ほどから甘い声を漏らし続けていたのに、彼女は涙交じりの声でそれでもまだ口だけは必死に抵抗していた。彼は口の端に笑みを浮かべてそんな彼女を無反応に見つめてた。そんな彼に機械みたいだと彼女が言ったのはついさっきのことだ。
 掴まれた両腕をどうにか解こうともがいているが、華奢な彼女の力など簡単に制することができる。 愛おしかった。彼はそんな彼女が憎いくらいに愛おしい。
 彼女の抵抗をしばらく黙って見つめていた。その間も彼女を愛撫する手の動きは止まらない。そして彼に更なる欲望を芽生えさせる。いくつかの感情の入り混じった吐息が微かに開いた彼女の口から漏れる。艶やかな唇に自分の唇を重ね合わせると決まって彼女の抵抗は終わった。



 甘える彼女の顔を見てしまったから。忘れることなく長年重ね続けた想いは溢れ出したが最後、抑え切れなくなってしまった。
 怯えた彼女の姿は遠い日のいくつかの場面と重なる。泣いている。泣かしたのは自分だ。泣き顔はもう見たくないから、だから必要以上近寄らないと決めていた。
 昔のように笑った彼女に釣られてついつい心を許したのがいけなかった。
 こうなることくらいわかっていた。
 昔のように笑う彼女を目の当たりにしたら壊れてしまえる自信があった。あの時枷となっていたはずの負い目が、あっという間に外れてしまったように。



 彼女をきつく抱きしめ抑えきれない感情を本能のままに押し込める。
「パーシヴァル……あっ……」
 彼女は解放された両腕を彼の首筋に巻きつけた。互いの吐息と腰の動きが心地の良いリズムを刻む。
「あっ……あぁっ……もっと……」
 腰を振れば振るほどに彼女の頭の中は彼でいっぱいになっていくのが彼女の吐息に混じる微かな声に現れる。そのまま自分の上体を起こし彼女を自分のひざの上に乗せた。彼女は縋るように唇を重ねる。激しい口付けを求める。自ら舌を絡めてくる。腰の動きを止めたことが不服のようで、自ら腰を揺らす。彼の背中に回した彼女の腕がいっそうきつくなる。余程気持ちいいのか、唇を離すと軽く体を仰け反らせる。下から見上げた彼女があまりにも綺麗で……彼女の中で自分のものがさらに膨らみを増すのがわかった。それに反応した彼女がさらに艶めかしい声を漏らす。
「どうした……」
 意地悪な質問をすれば彼女は戸惑ったように目を泳がせていて顔を逸らそうとする。
 パーシヴァルは両手でしっかり彼女の小さな顔を抑えると自分のほうへと真っ直ぐ向かせた。熱に浮かされた彼女の瞳は更なる快感を訴えていた。
「意地悪言わないで……」
 その言葉に理性がぷつりと切れる、音がした。
「パーシヴァル……パーシヴァル……」
 愛おしそうに何度も何度も彼女は彼の名を口にした。互いに抱きしめあう腕にさらに力が篭る。それからまもなく二人同時に果てた。
 その後しばらくそのまま抱きしめあい口付けを繰り返していると、彼女の気持ちが自分の向いているような錯覚を起こしそうになる。
 パーシヴァルは巻かれていた腕を解くと彼女の隣に横たわった。すぐに空いた彼女の腕が腕に絡まり顔はパーシヴァルの肩に預ける。空いている手を彼女のほうに伸ばしてやさしく頭を撫でると、嬉しそうに眼をつぶった。この瞬間しか彼女は自分にこんな顔を見せることはない。
 抵抗しつつもいつも彼女はパーシヴァルを受け入れる。いくらだって拒む方法はあるのにそれを使わない。やさしい娘――彼女は誰にでもやさしい。そのやさしさが自分だけに向けられたものでないならばいっそ憎まれていたい。なのに彼女は自分を受け入れる。それはどうして――。
 そんなことを考えていると、いつの間にか彼女はパーシヴァルを見つめていた。
「わたしは幸せだな……」
 面を食らった。そんな言葉が今彼女の口から出てくるとは思っていなかった。
「今だけは貴方はわたしのもの。朝が来なければいいのに……」
 思いもよらぬ言葉にパーシヴァルは無意識のうちに彼女を抱きしめていた。今までで一番やさしく。
「パーシヴァル……?」
 不思議そうに彼女は彼の名前を呼んだ。
「俺はいつだって君だけのものだ……」
 その言葉に彼女は微かに笑うとそのまま眠りについていた。
 彼はそっと彼女を手放すと脱いだ衣類を身にまとい静かに部屋を後にする。



 今はまだそれでもいい……。
 信じてもらえなくても構わない。このひと時でも、君の隣に居ることを許されただけで……。嫌われしまったと思っていた俺にしてみれば君が自分に好意を抱いているかもしれないとわかっただけ十分だ。



 淋しげに輝く綺麗な月を見上げて誓った


 少なくとも


 彼女を悲しませることは二度としないと















*******

読んでくださってありがとうございます!

すいません、すいません。ちょっと露骨過ぎですか・・・。
自分で書いといてなんですが“腰”って言葉が出ると何故かどんな表現よりもいきなり赤裸々な気分になります。あたしだけだといいですが。。。

このお話は、前回と対に――と言いつつ
場面としては別の時です。

・・・これで暫くはエロは無いはず。

よろしければ引き続きお付き合いください。
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