FC2ブログ
当ブログは……

◆幻想水滸伝(パーシヴァル中心に全シリーズ)をメインとした趣味の二次創作・固定ヒロイン夢小説を扱ったブログです◆各版権元製作企業・関連会社とは一切関係ございませんが著作権は筆者さやなにあります◆
プロフィール

さやな

Author:さやな
寒いと生きていけないと言いつつ
我が家は恐ろしく寒い
ということは実は寒さに強いのかもしれません

モノ書きするくせに筆不精な自分が歯がゆい今日この頃

まわりに創作仲間がいないのでお友達募集中です
人見知りですが来る者拒まず!
自分からなかなか入っていけない臆病者。。。


どうぞ皆さまよろしくお願いします
コメントがございましたらお気軽に拍手ボタンよりどうぞ。



当ブログはリンクフリーです



pixiv始めました!
id=4675251

ブログ内検索
カテゴリー
お世話になっているサイトさま
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

幻想水滸伝3・パーシヴァル夢 【  抱 き 枕 (16)  】

【  抱 き 枕 (16)  】
昔話。ほんのり性的描写を含みますので苦手な方はお気をつけください。
上記リンクはFC2小説に飛びます。
PCの方はこちらからも読みやすいです。



――増えていく秘密
   近づいていく心
   いつしかそれは、彼に無謀な決意をさせた



【  抱 き 枕 (1)  】
【  抱 き 枕 (2)  】
【  抱 き 枕 (3)  】【  抱 き 枕 (4)  】【  抱 き 枕 (5)  】 【  抱 き 枕 (6)  】
【  抱 き 枕 (7)  】
【  抱 き 枕 (8)  】【  抱 き 枕 (9)  】【  抱 き 枕 (10)  】【  抱 き 枕 (11)  】【  抱 き 枕 (12)  】【  抱 き 枕 (13)  】
【  抱 き 枕 (14)  】【  抱 き 枕 (15)  】
※リンク訂正しました。ご迷惑おかけして申し訳ありません。






【 抱き枕(16) 】

















 リンは物心付いた頃には既に両親とは別々に暮らしていた。一年の半分以上は首都ビネ・デル・ゼクセで過ごし残りの時間を両親と兄の住む地方の村で過ごした。彼女は幼いころから貴族としての教養と学問、それから魔法の訓練、いざという時自分の身を守れるようにと武術も学んだ。やることが多すぎてあっという間に時が過ぎていく。
 ただそれは幼い彼女には楽しい時間の経ち方ではなくひたすら苦痛だった。それは主に彼女の養い親の性分にあった。
 忙しない毎日に気を常に張り詰めていた。しかしリンの性質にはあののんびりとした空気の流れる穏やかな村の暮らしのほうが合っていた。
 幼い頃から植えつけられていた観念よりも本能的な部分がそれを拒否するのだ。気を病むほど辛いと自分では思っていなくともそれはじわじわと彼女自身を蝕んでいく。
 物静かな少女だと周りは称する。
 物腰柔らかな優雅な振る舞いと微笑み、教え込まれたそれを浮かべていればそれで全てが済む。空の上のような興味のない会話に合わせる言葉など持たず口数の少なかった彼女はそのうちあまり社交的ではない内気な少女として位置づけられた。彼女の養い親は彼女の周りに人が寄ることを快く思っていなかったから、そんな彼女の性質が丁度良いと考えた。
 リンは故郷の村へ滞在している間は難しい勉強からも訓練からも貴族間の柵も全てから解放され村の子供たちと同じように家の手伝いをしたり暗くなるまで泥だらけになって遊んだ。それはなんとも満たされた時間で、時が止まってしまえば良いのにと彼女は何度思ったことか。そうして夜就寝時になると彼女は首都に帰った後のことを思い寝られなくなるのだ。
 そういうものだと教え込まれていたからそういうものだと思い込んでいた。
 なんの迷いもなく、苦痛に思いつつもそれが自分のやるべきことなのだと納得している。だから誰も恨んだりはしていない。
 けれど……やがて終わる休息を思うとただただ人恋しくなる。
 訳のわからぬ物悲しさに包まれるのだ。リンは決して家族の前で帰りたくないと駄々をこねるようなことはしない。
 けれど夜布団に入ると淋しさが襲ってきて寝付けない。

 闇を纏うとどうして人はこんなにも気弱になってしまうのだろうか?
 淋しさを連れてくる夜があたしは怖い。

 そっと布団から脱け出すとリンは窓から真っ暗な地面へ降り立つ。彼女の目的地はそこから数メートルのところにあった。
 誰にも言えないはずの不安も彼になら言えた。彼の前ではリンは良く泣いた。代わりに、みんなの前ではいつも笑顔でいた。それを彼は褒めてくれる。だからがんばれた。
 闇に呑まれてしまう前に彼のところに行かなきゃ行けない気がした。
 コツコツと控えめに窓を打つと静かに窓枠があがる。そうして訝しそうに眉を顰めたパーシヴァルが顔を出す。
 皆が寝静まった村は物音ひとつ無く静かでどんな小さな声も響き渡ってしまうような気がした。
 言いたいことがあるのにリンが何も言えずにいると彼はそっと手を差し出した。
「眠れないのか?」
 耳元で囁く彼の声は心地好くてそれはリンを眠りに誘うには十分過ぎた。こくりと頷いたくせに繋いだ手から伝わる温もりにすぐにうっとりと彼女の瞼が閉じる。そのまま彼女の体はすぽっと彼の胸の中に落ちた。
 リンは目を覚ますと布団の中でしっかりとパーシヴァルの腕を抱きしめていた。彼はそんなリンを見守るようにずっと起きていたのだ。眠たそうな顔で彼女をじっと見つめていた。  
 外はまだ暗かった。今帰ればまだ誰にも気づかれない。
「ありがとう……もう大丈夫だよ」
 リンがそう言うとパーシヴァルはおでこにキスしてくれる。まだ朝は遠いからよく眠れますようにと。おまじないだと彼は言った。

 
 そうして出来たパーシヴァルとの共有の秘密は少しだけ彼女の心を軽くした。夜が怖くなくなった。眠れない時は彼のところへ行く。そうすると何故かあっという間に睡魔がやってくる。少しの間彼の温もりに包まれて自分の部屋へ戻れば今度はその温もりを抱いて眠る。そうすればリンはもう夜が怖いとは思わなくなった。



 かくれんぼ開始直後、一目散に皆が走り出す。村はだだっ広い畑ばかりの一方隠れるところも山ほどある。共通の穴場と、それからそれぞれの秘密の隠れ場があった。それも時期に頭の良い鬼に見つかってしまうのだが子供たちは次々と新しい隠れ場所を見つけてゆく。中でもパーシヴァルは昔からそういうのが上手だった。そして隠れるのも上手なら探すのも上手なのだ。
 一歩出遅れたリンが何処に隠れようかと考えあぐんでいる時だった。ぱっと手を取られ耳元で彼が囁く。

 ――一緒に隠れようか?

 そうして2人一緒に駆け出す。その時、リンは心なしかいつもよりも心臓がドキドキしている気がした。
 隠れた先は小さな洞穴のようなところだった。
 木にしっかりと括り付けられたリアカーは収穫時期には大活躍するが普段はよほど重いものを運ぶ時以外は出番が無い。その穴は普段リアカーで見えなくなっていた。ぴょんとパーシヴァルがリアカーに飛び乗るとシーソーのようにリアカーは傾き洞穴が姿を見せる。差し出された手を一応取ってリンも同じようにぴょんと飛び乗る。そうして2人穴へ潜り込めばまた洞穴は表から姿を隠す。
 その穴は普段作物を発酵させるのに使われていた。パーシヴァルはつい数時間前、時期が来て穴から樽が出されるところをしっかりと目撃していたのだ。その挙句、周到にいつまで穴の中が空っぽかまでリサーチ済みだった。実は前から目をつけていたらしい。
 ふたりぴったりとくっ付いて鬼役の降参を待つ。
 その穴は子供2人でぎゅうぎゅうになるほどの大きさで、大分背の高くなってきたパーシヴァルは些か窮屈そうだった。リアカーに触れてしまっては見つかってしまうと懸念したパーシヴァルは後ろからリンをしっかりと抱きすくめていた。小柄なリンには結構余裕のある広さだったが、彼女は純粋に用心深いなぁと首を捻っただけだった。
 くっ付いた体からパーシヴァルの鼓動がリンに伝わる。彼の鼓動は自信があると言っていた癖にやたらと早く鳴っていた。
 リンはもちろんパーシヴァルが大好きだったけれどその時の彼女はまだその程度の好きの認識しか持ち合わせていない。
 ぴったりとくっ付いて息を殺して鬼をやり過ごす。背後から耳元に微かにかかる彼の息使いに彼女はむずがゆい感覚を覚えていた。
 ここへ走ってきた時の心臓のドキドキよりももっと早く彼女の心臓は鳴りだしていた。彼の鼓動が聴こえるように彼にも自分の鼓動が聴こえているのではないかと思うと妙に恥ずかしくなった。
 外からふたりを探す声がする。
 ぎゅっとパーシヴァルの腕に力が入る。
 次第に声は遠くに行きやがて聞こえなくなるが強まった腕の力は緩まなかった。
 突然、リンの耳に何かがかする。彼女は声を挙げそうになりつつもそれを飲み込み体だけがびくんと跳ねると力の入っていた彼の腕は緩んだ。
 ずっとおへそ辺りにあった緩んだ腕はその狭い空間の中でにわかに動く。
 それでも先程までと同じく抱きすくめられていることに変わりなくリンは何の疑問も感じなかった。
 耳元や首筋に感じた冷たくてやわらかい感覚の意味にリンが気づいたのは暫くたってからだった。
 その頃のリンはまだ彼に触れることや彼に触れられることの意味をあまり理解していなかった。ただ、大好きな彼に触れられたいと彼に触れたいと漠然と思ってはいた。全ておやすみのおまじないと同じだった。
 首筋や耳に走るその感覚と胸の辺りを動く彼の左手と腰の辺りを動く彼の右手はうっとりするような気持ちの良い感覚だった。あぁ、そういうことか――漠然と気づいた。同じだけど同じじゃない。
 リンは甘い吐息を漏らす。
「声出したら見つかっちゃうよ」
 耳にぴったりと口をつけて囁かれたその言葉はさらにリンの感度を掻き立てるのだった。必死に声を殺す。息遣いが多少荒くなっているのは彼も一緒だった。
 くすぐったいけれど気持ち良いその感覚は実際に触られている場所とは別のところで疼く。その正体をわかっていなくてもそれはもう既に何度か体験したことのある感覚で、パーシヴァルに触られるとリンはそうなることを知っていた。そうしてまた漠然と納得する。
 彼は彼女を抱きすくめつつも徐々に色んなところを触っていく。
 彼に触られるのは心地が良い。
 ぴくんぴくんと何度もリンの体は跳ね上がりそうになる。
 いつしか外から降参を告げる声が聞こえてきたが、ふたりは直ぐには外に出なかった。
 パーシヴァルには狭いがリンにはそれなりに広いその空間で2人抱き合い唇を合わせていた。それはさっきのどの感覚よりも甘く、このままとろけてしまうのではという錯覚さえ覚えた。



 まるで何もなかったように二人いつものように手を繋いで皆のところに戻ると待ちくたびれた仲間は呆れ顔で待っていた。リンの兄は呆れたというよりは少し渋い表情で二人を出迎えた。次は何しようかと皆が相談する中、彼はふたりに近寄るとため息混じりにこれは忠告だよとちいさな声で言う。
「もう少し、気をつけたほうが良い……」
 その意味をリンはまったくわかっていなかった。一方、パーシヴァルは不敵な笑顔で返答する。
「……わかってるさ」
「……わかってないだろう」
「これでも気をつけてるつもりだよ」
「全然わかっちゃいない!お前そのうち痛い目見るぞ。……それからじゃ遅いんだよ」
 温厚な彼女の兄が大きな声を出すのは珍しかった。大声を出した自分に気づいて狼狽するほどだ。
「僕は……2人が傷つくのは見たくないよ……」
 何を気をつけなくちゃいけないのかリンはわからなかった。けれど、兄の言う痛い目というのが間違いなく彼女の養い親に関することだということは理解できた。彼女の養い親が絡むと彼女の兄はいつもそんな顔をした。悔しそうな悲しそうな居た堪れない表情を浮かべるのだ。
「秘密?」
 リンはこっそりパーシヴァルに聞いてみた。
「そう、秘密」
 そう言ったパーシヴァルはリンの大好きな優しい笑顔で微笑んだ。



 それはまだ、鬼ごっこやかくれんぼを十分楽しいと思えた頃の出来事。そういった行為の意味を互いにきちんと認識していたかすらわからない。ただ、愛しいと想うから自然と触れたくなる。愛おしいから自然と生まれた感情。そして次第に気持ちばかりが急かし出す。
 リンとパーシヴァルの間には少しずつ秘密が増えていく。秘密が増えれば増えるほどに二人の気持ちも近づいていく。しかしその度にパーシヴァルはリンの泣き顔を多く見ることになる。家族の前で決して泣き言を言わずに済むのはパーシヴァルという存在があったからだ。秘密が増えるたびに彼女の中で彼の存在はどんどん大きくなっていく。彼はそれが重荷だとは思わない。
 代わりに、増えた秘密はいつしかパーシヴァルに無謀な決意をさせた。



 聡い子供だった。皆が皆賢い子供だった。類は友を呼ぶとでもいうのか、たまたまなのか…村の仲良し組みは年もばらばらなのにそんな子供たちばかりだった。収穫の時期になるとやってきて種を蒔く時期になると居なくなる少女の事情を尋ねるものは居なかった。疑問に思わないほど単純なのではなく察してしまうほどに鋭い感覚を持っていた。
 彼女はそれほど顔に出やすいタイプではない。というよりいつの間にか隠すのが得意になっていた。それでも彼らには大抵の事はお見通しだった。
 みんなで遊んでいた時のことだ。彼らはよく将来の夢に想いを馳せていろいろな話をした。そんな時、誰かが言った。
「リンちゃん僕のお嫁さんになってよ」
 言われた本人がびっくりして恥ずかしくてもじもじしていると一斉に声が飛ぶ。
「駄目だよ」
 そしてまちまちに言い出すのだ。僕だって俺だって……そうして埒が明かなくなる。最後にまとまった話は、リンちゃんはみんなのもの、というものだった。その結果にパーシヴァルがこっそり舌打ちをしているのをリンは見てしまい嬉しくなった。
 しかし、合わせたようにぴったりな息で本人そっちのけではっきりと断言されたその盟約の真意は実際は別のところにあった。パーシヴァルもリンも全然わかっていなかった。その時になって漸く気づいてももう遅いのだ。 いつだか彼女の兄が言ったように。
 
 どうして子供というのは大概に果敢な生き物なのだろう?
 子供の世界はてんでちっぽけで自分が見たものが全てだった。
 もう少しあたしたちが広い世界を知っていたら何かが変わっていたのだろうか?
 上手く諦める方法を知っていたらこんなに苦しまなかったのだろうか?

 諦めることに慣れていたリンにパーシヴァルは、これ以上諦めて欲しくないと願った。

 俺は諦めないよ。
 絶対に騎士になってみせる。
 そうして俺がお前を自由にしてやる。

 そう言った彼の目は真っ直ぐで力強くて本当に頼もしいとリンは思った。
 その気持ちだけで彼女は十分満たされた。諦めなれた彼女は知っている。彼は知らない。頑張れば叶うのではないかなどと無邪気な夢に胸を膨らませることはリンには出来なかった。諦める事に慣れすぎた彼女の生きる理由は先への希望などではなく為さねばならぬ事への義務感だけだ。彼女の心を繋ぎ止めていたのはその義務感と彼の存在。存在だけで十分なのだ。その想いだけで十分救われる。
 あの時、彼の目を真っ直ぐ見つめる事すら出来ずに曖昧に微笑み返すことしかリンには出来なかった。それよりも……その時リンには抱きしめられた腕と重ねられた唇の温度を忘れないように脳裏に焼き付けることのほうが重大だった。
 明日からもう二度と触れることの出来ない彼の体温をいつまでも覚えていられるように。

 きっと、生涯あたしは彼への想いに縛られ続けるのだろう。

 否、そうでありたいと若い時分のリンは思った。だから迷わず彼女はパーシヴァルの手を取ったのだ。
 その後どうなるかなど容易に想像が付いていた。見つけようと思えば直ぐに出来たのにふたりが契りを交わす時間をわざと与えたのは彼女の養い親の優しさなどではなく、残酷さだ。
 それでも彼女は感謝した。どんなに辛い別れ方になっても彼を忘れずにいられるならリンはそれを望む。
 果敢なだけで浅はかなのだ。その行動は全くもって無謀だった。



 寝苦しいとかそういうのは通り越してひたすら暑かった。寒い次は暑さ……全く忙しいと眩暈を覚えればそれが現実のものだと気づく。汗がびっしょりだった。珍しく苦労なく寝付けたと思えばやっぱり随分嫌な夢を見る。思い出したくないのなら忘れてしまえばいいのに未だ囚われ続けている過去。
 諦めようと決めたのはリン自身だ。それは初めは空っぽに感じていた。時間が経てばいつしかそんな諦観しか出来ない自分にも慣れて、それが彼女にとって当たり前の日常になる。“当たり前”過ぎることは大層リンの気持ちを軽くした。そうしたら次第にまた笑えるようになれた。
 楽しい事や嬉しい事があった時は思いっきり笑顔になれば良い。けれどそれ以外では感情を表立って動かさないようにと彼女は努めた。両親の訃報を聞いた時ですらリンは平然を装ってみせた。正気な限りは外へ現れるマイナスな感情の振れ幅を限りなく狭く抑える事が出来た。表へ出る前に心の奥に押し込める。しかし許容が超えればそれは一気に外側へと溢れ出す。
 時々、受けきれなくなると止め処無く溢れ出して収拾がつかなくなってしまう。そうしてこの間もパーシヴァルとユーリを困らせた。
 
 こんな夢を見てしまうのは……未だ諦めたくないと思う気持ちが心の何処かに潜んでいるからなのだろうか?
 
 パーシヴァルが居てユーリが居て――時折届く故郷の風がリンの心を弱くさせる。
 いったい自分は何を期待しているのだろうか。いっそ馬鹿らしいと吐き捨ててしまえたらどんなに楽だろう。あの時はあんなに簡単に諦めがついたのに今になってこんなに揺らぐとはブラス城へ来るまでは思いもしなかった。
 
 もう後戻りできないというのに。
 あの時ならまだ引き返せたのに。
 貴方はあたしに何を求めますか?
 あたしの幸せも願ってくれますか?
 
 まるで語りかけるようにリンは片手を見つめていた。そうして暫くした後、胸の前で抱きしめるようにもう片方の手で包み込んだ。













*******

読んでくださってありがとうございました!

懲りもせずにえろっちぃエピソード入れちゃってすいませんです。
早熟な子供たちのお話でした。
情報の届き辛い田舎であろうイクセにいてなんでパーシィはあーんなおませになってしまったかと読み返して自分で笑ってしまいました。
きっと周りのおとなを良く観察してたんだ、しれっと。
自然な感情とか言っておきながら、パーシィに関しては確信犯です。
確信犯であってほしい。
今思うと恥ずかしすぎてあまり思い出したくない果敢な少年時代(笑)
ありますよね、そういうの。今思うとどれだけ背伸びしたかったんだよって突っ込みたくなる痛い!痛い!っていう思い出。


物語はぼちぼと終わりに向かいます。
よろしければ引き続きお付き合いださい!
関連記事
スポンサーサイト



web拍手