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◆幻想水滸伝(パーシヴァル中心に全シリーズ)をメインとした趣味の二次創作・固定ヒロイン夢小説を扱ったブログです◆各版権元製作企業・関連会社とは一切関係ございませんが著作権は筆者さやなにあります◆
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さやな

Author:さやな
寒いと生きていけないと言いつつ
我が家は恐ろしく寒い
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モノ書きするくせに筆不精な自分が歯がゆい今日この頃

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幻想水滸伝3・パーシヴァルとクリスとヒューゴ お題【 帰る場所 】

ヒュークリ前提。
ちょびっとパーシィ夢要素あり。
昼下がりの団欒時、のろけを吐かされるパーシヴァルの一人称でお話は進みます。
めちゃくちゃ短いです。








81. 帰る場所

 












 最近、昼食をクリス様とヒューゴと共にとることが多い。メイミのレストランのカフェテラスで決まってといいほど二人に捕まる。まぁ、2人が仲良くしているのは微笑ましいのでいいのだが。だが!ヒューゴによって普段クリス様にしないような話までしなくてはならなくなる。ちょいと悩みの種だった。
 今日もいつものように3人で昼食を取っていたらだ。
「パーシヴァルさんの彼女ってどんな人?」
 悪びれも無くそう聞いてきたヒューゴをこそりと睨む。言葉に詰まっているとらんらんと目を輝かせたクリス様は興味深々にしているではないか。
 こういう話は騎士団の連中とはした事がなかった。ボルスにすらだ!恥ずかしいことこの上ない。
「秘密です」
 それだけ言って話題を変えようとしたが二人は引き下がらなかった。苦笑いを浮かべる俺にきっとふたりとも気づいていない……。酒も飲まずになんでこんなこっ恥ずかしい話題を話さなきゃならんのか……。
「ブラス城下にある酒場で働いてる娘です。はい、おしまい!」
 と言ってみるもののどうして普段鈍いくせにこういう時だけこの方は鋭いんだよっ!
 あぁ!彼女か!と感嘆の声を挙げるクリス様を恨んでやろうかと思った。
 それからクリス様は俺の代わりに彼女のことを話しだした。
「へぇ~そうなのかぁ」
 そう言う彼女の顔がとても嬉しそうなので友人としては喜ばしいことなのだけれど。なんせ恥ずかしい。
「あの娘はな~、お人形みたいでちっちゃくてとにかく可愛らしいんだよ!」
 へぇ~、と相槌を打つヒューゴはいやらしくこちらをニヤニヤ見ていた。俺のことなど無視して2人は盛り上がる。
 そして最後に……。
「さすが……」
 そう言いかけて2人は同時に口を瞑る。青筋の立つ万遍の笑顔の俺に気づいて。
「一応言っときますが?ゼクセ一のプレイボーイというのは人様が勝手に持ち上げた噂です!」
 ごめんとしゅんとなるクリス様が可笑しくて笑いが零れた。
「いや、こういう話はしなれていないので……酒が入った時にでもゆっくりまた」
 言ってしまったからには仕方ない。酒瓶を抱えて飲むぞっと意気込むクリス様が目に見えるようだった。あぁ、この人とこんな話をする時が来るとは思っていなかった。
 無知な少女もいつの間にか……。
 それが兄貴分としては少し淋しいようで嬉しいのは確かだ。
 そうと決まったら、と本当に酒瓶を抱えてクリス様が部屋にやってきたのはその日の夜。ボルスと一緒になって散々彼女ののろけをはかされる羽目になる。酒が入ると上機嫌になる自分を恨めしく思いつつ。
 ボルスが酔いつぶれた頃、クリス様がぽつりと言う。
「大切なんだな……。がんばらなきゃだな。帰りを待っている大切な人のためにも」
 俺にはもう身寄りが無い。大切な彼女、それが唯一の俺の帰る場所。
 懐かしいことを思い出した。
 俺は、彼女の愛するこの国を守るために騎士になりたいと思った。
 それが俺が騎士を目指したきっかけだった。














*******

読んでくださってありがとうございました!

なんか、なんも言う事がありません。
ヒュークリってほほえましいけど恥ずかしいです。
少女然としたクリスがたぶん恥ずかしいんです。



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