FC2ブログ
当ブログは……

◆幻想水滸伝(パーシヴァル中心に全シリーズ)をメインとした趣味の二次創作・固定ヒロイン夢小説を扱ったブログです◆各版権元製作企業・関連会社とは一切関係ございませんが著作権は筆者さやなにあります◆
プロフィール

さやな

Author:さやな
寒いと生きていけないと言いつつ
我が家は恐ろしく寒い
ということは実は寒さに強いのかもしれません

モノ書きするくせに筆不精な自分が歯がゆい今日この頃

まわりに創作仲間がいないのでお友達募集中です
人見知りですが来る者拒まず!
自分からなかなか入っていけない臆病者。。。


どうぞ皆さまよろしくお願いします
コメントがございましたらお気軽に拍手ボタンよりどうぞ。



当ブログはリンクフリーです



pixiv始めました!
id=4675251

ブログ内検索
カテゴリー
お世話になっているサイトさま
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

【 当り前過ぎて気づけぬことは果たして愚かか? 】

パークリです。

飲みすぎた次の日、親友から恋人へ。
気づいた時には遅かった。。。
もっと早く気づけよって話です。

ほのぼのなつもりで書いてますが?
ほのぼのと取っていただければ幸いです。



【 当り前過ぎて気づけぬことは果たして愚かか? 】



 いつもの始まり、いつものように目を覚ます。
 …いつもと違うのは、何故か隣に人がいること。
「…おい」
 隣の男を無遠慮に揺する。それでも男は目を覚ます気配が無く…まるで眠れる森の美女のようだなと男の寝顔に見惚れる。それからもう一度揺すり…は無駄のようだからたたき起こした。物憂そうに呻りながら伸びをするも眼はまだ瞑ったままだ。
「まったく…」
「…クリス様…?」
 微かに開いた眼が不思議そうにこちらを見ている。見た目通り低血圧そうな目覚めだ。それから暫くフリーズしてしまった。次にゆっくりと眼を開けたかと思うと勢い良くベッドから起き上がった。訳がわからぬといった顔をしている。こんなに動揺している奴を見たのは初めてかもしれない。
「あ…の、これは…?」
「…それはこっちが聞きたい」
 頬を引き攣らせつつ尋ねられたが私自身未だ状況判断をしっかりできていなかった。改めて今の状況を確認する。
 起きたら横にこいつがいて、向かい合っている今互いに裸で…。
 そこまで確かめてからはっとする。二人同時に顔を背け考え込む。
 これは…。要するに?
 そして二人同時に頭を抱え込んだ。恐る恐る相手のほうに向き直す。目が合う。確認するように互いに腕を伸ばしてみる。こんな至近距離で眼を合わせたことなんてあっただろうか?そして徐々に顔と顔の距離が縮まっていく。あと少しのところで、二人同時に互いを弾くように飛びのいた。
 そのまま無言でそそくさと彼は身支度をし、一礼すると部屋を後にした。
 それはまだ早朝の出来事。これから長い一日が始まる。

 随分と早起きをしてしまったものだ。驚きすぎて二度寝をする気にもなれない。寝巻きから軽装に着替え訓練場に向かうことにした。朝の鍛錬は気持ち良いものだ。この時間なら誰もいないだろうし、集中して打ち込める。と、いうほど今はまだ早朝、日が昇り始めたばかりの時刻。
 誰もいない訓練場はがらんとしていて気持ち良い。誰に気兼ねすることなく自分のペースでのんびりと鍛錬できそうだ。
 少し心を落ち着けようと、瞑想するために地面に寝転がるが目を閉じることなく空を見上げた。暫し空を眺めていた。
 青いな…。日の昇り始めたばかりで空はまだ透き通った青をしていた。すぐに太陽が昇りきって鮮やかな青に変わってしまう。この深みのある青い空を拝めただけで少し得をしたようで気分が良くなった。
 頭の上でこつんと音がした。なんとなく誰だかわかっていたから起き上がることせずにそのまま空に魅入られていた。青を仰いだまま声をかける。
「お前もか」
「えぇ、せっかく早起きしたんですしね」
 そう言うと奴はわたしの隣に腰を下ろした。空はあっという間に昼間の顔になっていった。体を起こして隣に座る。かける言葉をひたすら捜した。
「…パーシヴァル」
「はい」
 なんとなく、名前を呼んでしまったものの、これといって話題が無い。
 もうわかっているんだ、互いに。あの時気づいてしまった。そうは言ってもわたしも天邪鬼だから、言ってやらない。
 以心伝心。パーシヴァルならきっともう気づいている。気づいていなかったのは自分のことなんだろうな。わたしも奴も。だから少し互いにばつが悪い。
「なぁ?」
 職務外の時間、時々昔に戻ったように過ごすことがある。朝の静かなゆったりと流れる時間が二人を素に戻す。そんな時間が心地よかった。
「なんだ?」
 パーシヴァルといるとすごく落ち着ける。ぼーっと空を眺めながら適当に返事を返す。
「クリス」
「ん」
「好きだ、よ?」
「…なんで疑問系なんだ」
「たぶんそうなんだろうなぁって思ってな」
「お前らしくない曖昧な言い方だなぁ」
「仕方ないだろう。さっき気づいたんだ」
「…わたしもだ」
 周知の事実であるかのように語られた。そんなもんだろう。だから今まで気づかなかった。隣に居るのが当たり前すぎて。しかしまさか、こんなことで自覚する羽目になるとは…。まぁこんなことでもなければ、きっと、少なくともわたしは気づけなかった。だから良しとしようか?
 まるで確認するかのようにぽつりぽつりと会話した。なんだかそれが可笑しくて笑いがこみ上げてくる。声を出して笑ったら、パーシヴァルは眉間に皴を寄せて睨んできた。
「人の一世一代の告白を何だと…」
 なんて言ったくせに奴の口の端は少し笑っている。





*******

読んでくださってありがとうございました!

親友だと思っていたけれど。。。
何気に鈍い2人。
自分事には鈍いパーシヴァルってのはどうですか?
嘘です。
天邪鬼なだけでこの人は気づいてました。
あくまで鈍感なクリス視点ですから。
関連記事
スポンサーサイト



web拍手

comment

Secret

ビックリした

始めまして、幻水のコミュにはいらさせて頂きました、きつねです。
幻水の「はじめまして」のトピックの
自分の前に書き込まれてたので寄らせて頂きました。
したらいきなり眼に入ってきたのが
「飲みすぎた次の日、親友から恋人へ気づいた時には遅かった」
って、健全じゃないですけど健全な男子なら
続きが気になって仕方ないわけで(^-^;)
パークリです、が眼に入って無かった。
入った瞬間だったので日記かと思っちゃったわけですな。
まぁ、ムッツリスケベなのがバレたと言う事で良いです。

パーシヴァルかぁ・・・。OKだ!(何が)
・・・ムッツリスケベで美男子も好きってもう手遅れなんじゃ?俺。
ではまた遊びに勝手に来ます。
自分のコメント邪魔だったら消しちゃってくださいな。
ではまたサラダバー!

あたしもびっくりしました

深月きつね様

はじめまして。コメントありがとうがざいます!
なるべく健全に行く予定なのですが同じく健全じゃないので意味深なコト書いてしまいまして失礼しました(笑)
僕はPS2で幻水やりながらPSPでも幻水やってるような幻水狂です。カミューとマイク(そのため上記のような現象が・・・)あたしも大好きです。お題で2人のお話たらふく書く予定ですよ。
また遊びにきてくださーい!